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■ 54)≪境内の花≫その40:阿字池の「蓮華」:仏教を象徴する花!2010.7.10

(画はクリックで拡大表示)
阿字池で初めて咲き出した、多弁咲き(花弁4.5拾枚)の「蓮華」。多弁の様子がよく見えるように、池面に近いものを撮りました。
この池に5.6種植えて蓮池にしています。(多弁咲きは、これを入れて二種)

蓮の花は仏教を象徴する花! 
蓮葉は、パラボラアンテナのよう!!宇宙(仏)との通信も可能!?

昭和天皇:s63年闘病生活の中で、
「夏たけて堀のはちすの花見つつ仏の教え憶う朝かな」

この多弁咲き(花弁が多く4.5拾枚)は珍しいですが、蓮は花弁の少ない方が、涼しげで清楚に見えます。
今では品種改良されていて、多くの品種が出回っています。

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蓮の事ですが、 
古く中国から渡来したものです。レンゲ「蓮華=蓮花」はハスの花です。ハス・ハチスとは植物としての「蓮」を謂う。
花後、花托(実)が肥大して「蜂(はち)の巣」に似た形となるので、古来日本では別名「ハチス;蜂巣」と言われます。〔花後の花托が「足長蜂の巣」に似ることからハチス〕
「ハチス→ハス(蓮)」。(ハチスのチを省いたもの)
この別名の「ハチス」は、ほんとに足長蜂の巣にそっくりですよね〜!
謂うまでもなく、蓮は仏教のシンボル花!

〔浄土教で極楽浄土に往生した者は 蓮の花の中に生まれると説く〕ことから特に、極楽浄土の蓮。また極楽浄土や往生の象徴的表現です。
仏教の花は何といっても「蓮華」・「睡蓮」です。泥の中に生まれながら、清らかで美しい花を咲かせるので大切にします。  
しかもその花は、泥に染まらないことから、インドにおいては、昔から珍重されてきました。それで仏教では「蓮華」の(汚泥不染の徳)とするのです。 
その事から、
「一蓮托生(いちれんたくしょう)」と言う言葉ができました。
一蓮托生の本来の意味は、
行動を共にする時に使われる言葉ですが、あまりよい結果が得られないときに使う言葉として知られています。それは物事の善悪、予想される結果の良い悪いに関わらないで、仲間と行動・命運を共にすることを言います。主に使われるのが、悪い結末が予想される時によく使われています。 
本来仏教用語です。しかし仏典にはなく、日本の浄土信仰から生まれた考えのようです。「人は死んだ後、極楽浄土で同じ蓮の花の上に生まれ変わる。という意味なのであって、よい行をして、死後極楽浄土で、同じ蓮華の上に生まれ変わるという教えからきた言葉です。この一蓮托生の「托生」は「託生」とも書きます。
【例】お前とは一蓮托生。最後まで力を合わせて頑張ろう!と励ましあう・・・!と、その意味での、
一蓮托生の類義語としては、同腹一心(どうふくいっしん)。;連帯責任(れんたいせきにん) などがあります。

=仏教では泥水の中から生じ、清浄な美しい花を咲かせる姿が、仏の智慧や慈悲の象徴とされ、様々に意匠される。
蓮の蕾の中には、既に実が結実しているので、一切衆生が生まれ付き仏性(実)を具えているのに喩えられ、大切にします。
それは如来像の台座は、蓮華をかたどった蓮華座があり、また厨子の扉の内側に蓮華の彫刻を施したりする。主に寺院では仏前に「常花」(じょうか)と呼ばれる金色の木製の蓮華が置かれている。一方で仏教国チベットでは標高が高く生育しないため、想像でかかれたのかチベット仏教寺院では日本に比べ、かなり変形し、その絵はほんのり赤みがかった白い花として描かれているのだそうです。仏教でいう蓮は本来は睡蓮のことと言います。
柄香呂、 燭台等にも蓮華をかたどったデザインが多く、 御本尊様の台座はほとんど蓮台です。 天部の仏様は蓮華の葉に座している。

=拈華微笑(ねんげみしょう)=
これは禅宗の用語で、ことばや文字を用いずに仏法の極意が、師から弟子へと伝えられること。 それは、
釈迦が霊鷲山(りょうじゅうせん)で、8万の大衆に向かい、仏法を説いたとき、黙って大梵天王から受けた金波羅華(こんぱらげ金色の蓮の花)を、ひねって見せると摩訶迦葉(まかかしょう)だけが、その意味を悟って微笑んだので釈迦は、彼だけに仏法の心理を授けたと言う故事です。 ≒ (以心伝心)。
〓拈華微笑〓
「拈華」とは花をひねること、「蓮(花)を捻(ひね)って微笑(みしょう)する。」と訓読みする。
これは悟りの内容がそのまま師から、弟子へと伝授されることを端的に示す寓話(ぐうわ)で、以心伝心の語は不立文字(ふりゅうもんじ)。教外別伝(きょうげべつでん)とともに、禅門の標語となる。 
転じて説明不可能な微妙な事柄が、相手に伝えられる意にも用いられる。 
以心伝心⇔教外別伝(きょうげべつでん)⇔不立文字(ふりゅうもんじ)。禅の用語です。

・アジアの多くの国の国花となっています。
・種は、仏教で用いられる数珠の玉に使用されることもあり、蓮の種を用いた数珠を『蓮 肉念珠』と呼ぶ。
・中国では、蓮の葉を母の大きな愛に喩えられています。包み込むような蓮の大きな葉  が 、大きな母の愛を思わせ るのでしよう。
・仏教では西方浄土の極楽は神聖な蓮の池と、
信じられている。
また多くの仏典に「蓮華(れんげ)」の名で、
登場し仏像の台座にもその形がよく使われる。
(“レンゲ草”ではなく、こちらのは「ハス」です。)
ちなみに古代エジプトで、神聖視されたのは 、
蓮ではなく熱帯睡蓮(スイレン)です。

仏教でも、仏や菩薩・仏法や純粋な信心などの例えとなっています。仏や菩薩の多くは蓮華に座し、蓮華座とか蓮台といいます。また浄土に咲く花としての蓮華は、蓮と睡蓮の総称で四種類有るそうです。
ウトパラ=睡蓮で青蓮華と訳し、色は青・赤・白。
パドマ=蓮で紅蓮華と訳と、色は赤白。
クムダ=赤白または、赤青の睡蓮。
プンタリー力=芬陀利華、白蓮華と訳します。
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・・・ハスの科学的効能・・・ 
仏教では、
≪泥の中に生まれながら、清らかで美しい花を咲かせる徳を大切にします。≫
仏教を象徴する花です。蓮花には香・淨・柔軟・可愛の四徳があるとし、諸花の中で最もすぐれたものとする思想は、仏教の伝来と共に日本にも渡来し、蓮花文様は宝相華文と共に、仏教関係の装飾文の主流をなしています。
和装でも正倉院文様として打掛や帯に、広く用いられています。

蓮は泥に染まらない。それを科学的に「ロータス効果」と言うようです・
ロータスとは、
ギリシャ神話で、蓮の果実を食べると、楽しく忘我におちいり、故郷に帰ることも忘れるという植物。ロトスとから生まれた言葉。

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西行:「山家集」0248
 蓮満池と云ふ事を
≪おのづから月やどるべきひまもなく
       いけにはちすの花さきにけり≫     
この歌を詠んで、
月が出るころの時間帯(夜)に、蓮が咲くのは可笑しいと言う説があるようです。
この歌をそれとは気づかず、西行は“うっかり”して詠んだものでしよう! か?
それとも他に、別に歌意があるのでしようか?
最盛期、蓮は早朝5時には開花します。
素人が思うに、この歌に可笑しいところがあると謂うのは、当たらないと思うのですが?この時期、月の出と日の出は同じ頃です。大きく膨らんだ一日目の蕾が、日の出を待って開くのを準備しています。
この画は朝9時頃撮ったものです。既に半月が、少し西側の天空に遷り、虚空に白く光っていました。この歌は、単なる空に月が浮かび、池に蓮の花が咲いていると言う歌ではないように思います。
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真言宗の歌僧で、月輪観法の修行をしていた西行には、月=それは菩提心(悟り)の象徴。
真言宗の座禅瞑想法に、月を観法の対象とする月輪観と言う瞑想法があります。
この瞑想法は、呼吸を整え、自身の心と体を安定させ、一念に静かに月輪を観じ、内心をみつめる観想法で、更に仏性と慈悲の象徴=蓮華を月輪の中に召しいれて瞑想(ヨーガ)をすることを説きます。
月の下の池の蓮の蕾=それは開花しなくても、蕾のままに「蓮の蕾の中には、既に実が結実されている。それで、一切衆生は生まれ付き、仏性(実)を具えているのに喩え=菩提:悟りに喩える。」が備わっているものです。
空に月が無くとも、池の蓮の蕾の中には、花弁が開く前に既に「菩提=悟り」の実が用意されています。『どんなに小さい蕾にも、(菩提=悟り)の象徴である種が宿っていることを言います。』
だから、池に花弁を広げた蓮花でなくとも、眼前の蓮池には、現実に(仏性:菩提=悟り;理性)を気づかされる!?
西行にとっては、満月の夜、池上の蓮華を見て、悟りの心境に至る。自然の中で“月輪観”を修法している姿。この歌は、そんな心象を詠んだもの?
月明かりに観た蓮の蕾。天上の月と池上の蓮の蕾。月下の蓮の蕾(既に如来の悟りと、知恵と慈悲を秘めている)それを、自身の心に召しいれて観想している。
西行にとっては、花弁が開いてなくても、満月と蓮華の蕾が池にあれば、それで修行の場が設定出来るのです。???
天空に悟りと智恵の象徴=月輪。池上には、仏性と慈悲の象徴=蓮華。それを同時に観想する。
それが真言僧・西行が理想とする修行の世界。白浄円明の心月・蓮華心を浮かべて禅定に入っているのです。
西行にとっては、「我が自心を見れば、月輪と蓮華の如し。」なのです。

蕾の開き具合をサーチ【search】してみたら、
一日目。薄明の中で、かたく閉じられていたつぼみがわずかに開き、午後にはまた閉じ、
二日目。早暁に香るような萌黄色の花芯をのぞかせて開花し、夕刻にはまた蕾にかえります、
三日目。微風にも崩れそうなほど開ききり、蕾にもどる余力もなく、そのまま夜をすごします。
そして、
四日目の午後。花弁は、ひとひらひとひらと、散華して行くのだそうです・・・。

・・・書き込み中。

それより話しかわって、昔から蓮の蕾が開く時、「ポン」と音をたてるとよく言われます。このことは未だ信じられません!? 皆さん、開花の音を聞いた経験がありますか?
ビン・カンの栓を抜けば、瓶・缶内は真空だから「ポン」と音はします。それと同じく、蕾の中が、真空なら音がするはず。もし耳に届いたとしたら、それは幻覚としか言いようがありません?
蕾は花弁が幾重にも重なったもの。その中が真空になるはずはありません。
日本語の擬音語は言い得て妙。だれもが神聖視する蓮なるが故に、そんな伝説が生まれたのでしよう!
まさに「ポン」と咲くイメージ音!
『「ポン」と聞こえるか?』と問うのは野暮!
蓮華が咲くとき、「ポン」と音がすると言う人に、罪はありません。

花も綺麗ですが、蓮葉も綺麗で神聖です。
ロータス効果で、雨上がり蓮葉に水玉が、コロコロするのも綺麗です。 
夕立の一騒ぎが過ぎれば、水面を覆う浮葉の一葉一葉に水玉が乗り、月が宿る。そんな神秘な心象歌に、  
『山家集』「雨後夏月」として、

   『ゆふだちのはるれば
         月ぞやどりける
       たまゆりすうる
          はすのうきはに』
この歌は、・・・・・!

以下調べました。
ハスは泥の中に生息するにもかかわらず清潔さを保っており、「天然の自浄機構」を持っているともいわれる。これはハスの葉が、決して濡れることのない特殊な構造をしているためです。葉の表面についた水は表面張力によって丸まって水滴となる。この現象を「ロータス効果」といい、(ハス効果とも)これは生体工学の古典的な例であり、ナノテクノロジーの分野でも応用されている。
このナノテクノロジーがいろいろな製品を、開発されています。
植物のハスの葉にみられる効果で、ハスの葉は水に濡れることはありません。
ハスの葉に落ちた雨水などは、まるで水銀のように、コロコロと丸くなりながら水滴になり、葉に付いた汚れや小さな虫などを絡めとりながら、葉から流れ落ちます。
はすの葉の表面の微細構造(化学的特性)による自浄効果を、ロータス効果と呼んでいます。サトイモの葉にも全く同じ現象があります。 
しかし、おなじ仲間の睡蓮にはこの効果はないようです。早速試してみました。水をかけると葉には、水がべッターとまとわりつき、コロコロにはなりませんでした。

「ハスは泥の中から生まれ育ちながら、葉が自ら汚れを落として清浄な姿を保っています。」

葉が泥で汚れていることはありません。また汚れてもカンタンに雨水できれいになってしまうのです。
ハスの葉に限らず、私たちの身の周りに、水を弾くものがたくさんあります。
「なぜ水を弾くと思いますか?」と聞かれると、
「表面が平らでツルツルしていて、凹凸をなくすようなコーティングをしているから。」と誰しもが考えがちです。
しかしハスの葉は全く逆なんだそうです。
実はハスの葉の表面は、非常に小さい数ミクロンの目に見えないデコボコがあり、さらにデコボコの表面には、その数百分の一の突起が無数に並んでいるんです。これが葉の表面の水玉がつぶれるのを、防ぐ役割をしているそうです。それを水を弾く布・傘・レインコート等に多く応用されています。
ハスの実はそのまま植えても決して芽が出ません。(実の硬い外皮を傷つけると芽吹きます)遺跡から出た種から、芽生えた例があります。大賀蓮。

〓蓮;四方山〓
以下、いろいろ調べました。
・通常のレンコンの穴の数は8つですが、岩国市で栽培されるレンコンは穴の数は9つで あるといいます。

・東京の板橋区に蓮根(ハスネ)と言う地名があるそうです。

・藕と書く場合があります。それは(はすね)のことであり(蓮茎)です。所謂蓮根(レンコン)と言う意味になります。藕は(ぐう)と読み、藕花と書いて、(ぐうげ)と読みそれは「蓮の花」なのです。

・原産地はエジプト、もしくは中国との説もある。

・撥水性の葉と茎がストロー状になっている性質から、葉に酒を注いで茎から飲む象鼻杯(ぞうびはい)という習慣もあるということです。

・ 「蓮茶」があります。ベトナムで日常によく飲まれているお茶のひとつ。「蓮」はベトナムの国花。その茎や根(レンコン)は食材として料理に使われていますし、その葉 はお皿の代わりとして、食卓を飾っています。その実も数珠にされるなど、ベトナムの 人々の暮らしの中で蓮は、幅広く利用されてきました。
「蓮茶」は蓮の花や葉で作られます。その種類は多彩。
緑茶の茶葉に蓮の花の香りをつけたものから、緑茶に蓮の花を混ぜたものや、蓮の葉をお茶にしたものまでがあるようです。

・ベトナムでは茹でて、サラダのような和え物にして食べるそうです 。

・ベトナムの蓮の葉茶……蓮の葉を乾燥させてお茶にしたもので、ダイエット効果がありようです。

・蓮花茶……緑茶葉などをベースに、蓮の花をまぜるなどして蓮花の香りをうつしたお茶で、香りの良さが特徴です。

・蓮芯茶……蓮の実の芯部分を乾燥させたもので、漢方薬のように苦味の強いお茶です。


つぼみバージョン(写真)のロータスティーは、舌だけではなく、「目でも楽しめる」のがポイント。

私が購入したロータスティーは、茉莉茶の葉をベースにし、あっさりと飲みやすく、そして、蓮の花のほのかに甘い香りがするお茶でした。

ガラス器にロータスティーを一つ入れて、お湯を注ぐと、呼吸をするかのように、ゆったりとロータスの葉が開いていきます。見ているだけで、心もゆったりとリラックスしていきます。


・茎の表皮を細かく裂いて作る糸を、「茄絲(かし)」茎の内部から引き出した繊維で作る糸を「藕絲(ぐうし)」と呼び、どちらも布に織り上げる等、利用されるのだそうです
中将姫が、
奈良當麻寺(たいまでら)に入り尼となり仏行に励んで、徳によって仏の助力を得て、 一夜で蓮糸で当麻曼荼羅(観無量寿経の曼荼羅)を織ったとされる伝説もあります。

・木蓮華;蓮華の形を木で造り、生花の替わりに仏前に供えるもの。
青銅製もあります。

・葉は蓮という水生植物の水面に、浮いている葉のことをさし、漢方薬の伝来により、荷葉(かよう)ともいう。また蓮根(れんこん)の葉としても、馴染が深いヒンドゥー教・仏教・密教においては、「蓮」そのものが特別な意味を持ち、蓮の花・蓮の実と共に珍重される。

・蓮の葉女(はすのはおんな)とは、古くは蓮葉女(はすはめ)蓮葉(はすば・はすわ)といい、また現在ではあまり使われなくなっているのが、蓮っ葉女(はすっぱおんな)蓮っ葉(はすっぱ)と表現される。 
意味としてはお転婆・生意気・媚を売る。馴れ馴れしい。 
など軽はずみな言動をする女性。浮気性や根無し草のように、住処を転々とする女性をさす。
語源は諸説さまざまで、蓮の葉が風や水面(みなも)の波により、ゆらゆらする様や、蓮の葉の朝露がころころと、転がる様という形態を模してという説。蓮の葉商いの季節ご とに、商品が変わる事や、きわ物やまがい物といった意味などから引用されたという説。また井原西鶴の『好色一代女』貞享3年(1686年)に、蓮葉女として記述され、上方の大店の問屋で、雇用された上客を接待するための閨(ねや)を、ともにする女性として描かれていて、職業の名前からの引用という説がある。しかしこの中のひとつが語源になったのか、または複合的に渾然一体となって、このような言葉の意味ができたのか定かでないようです。

・海外での蓮女。
古代インドでは、ヒンドゥー教の多くの神(男性や動物の神も多数存在する)の中から女神信仰が生まれた影響で、女性を格付けするようになり、最高に素晴らしい女性を、「蓮女」といいその最高峰の象徴として、ラクシュミー神(日本では吉祥天として知られる)を崇拝した。

・蓮の花の神秘!
花ひらいたその時点で、もう果実が実っています。

「大鬼蓮」。
・南米アマゾン地方原産。
・温室でときどきみかける。
・円形の葉がでっかい、直径約2m 。
4.5kgぐらい(赤ちゃんぐらい)の重量を、
支えることができる。
・オオオニバス(大鬼蓮)という名の由来は、葉が大きいのでオオ(大)葉の裏に刺があるので、オニ(鬼)のハス(蓮)から来ています。
・花は深夜に開花し(白色)。
翌日ピンク色に変わりながら水中に沈む。
・アマゾン地方原産のスイレン科の水草。径2mに達する巨大な円形の浮葉は、縁が上曲して、たらい形をなす。葉と花の柄・葉裏・萼片には鋭いとげがある。芳香の強い径30cm内外の花を2日にわたり夜だけ開き、花色は白〜紅に変化する 。


「睡蓮」。
・蓮(ハス)に似た花。
ハスは葉や花が水面から立ち上がるが、
睡蓮は葉も花も水面に浮かんだまま。
(「熱帯睡蓮」は、
花が水面から立ち上がります。)
・色はさまざま。
・エジプトではナイル河畔に、沢山咲いているので、
「ナイルの花嫁」と呼ばれ、エジプトの国花になっている。
(その他、多くの国の国花となっている。)
・フランスの画家モネはパリ近郊の庭園の睡蓮の池を題材に、たくさん絵を描いた。

=余話=
蓮の花が盛りになるころは、お盆回りの頃でもあります。
若い頃の思い出ですが、檀家さんへ棚経へ行っては、スイカをよくよばれました。そんなお接待を受けると、気を付けなければならないのは、白衣が赤く汚れることです。それをスイカを食べると赤い汗をかくと言ってよく怒られました。(それはスイカの汁が、白衣に零れて汚れることを云うのですが…)
それはお盆は忙しいので、およばれせずに早く盆回りを済ませという注意・意味と、スイカの汁は洗濯でシミが落ちにくいから気をつけよ!という注意だったのです。







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