・・・以下高野山ホームページより引用・・・
(画は弘法大師像。) (画は【 click!】で拡大表示) ⊕の時更にクリックで拡大。
Q:真言宗って?
真言宗は、弘法大師(空海)の立教開宗による、仏教の心髄の教えを説く密教の宗派です。
(元長府神宮寺の弘法大師像;神宮寺は明治期当山と合併したので 今は福仙寺の本堂にお祀りしてあります クリックすれば拡大します)
密教は弘法大師によって、平安時代の初めに中国から日本に伝えられました。
密教の根本の仏様は、宇宙の本体であり絶対の真理である「大日如来」です。
大日如来の真言は、「オン アビラウンケン バザラ ダトバン」とお唱えします。
:真言宗の根本の教えは?
大日如来の智恵に目覚めるために、次のことを求めます。
菩提(ぼだい)の心を発し、仏の誓願を堅く信じ、
すべてのものの本性(ほんしょう)が清浄(しょうじょう)な心であることを、ありのままに知ること。
この世のすべてのものを愛する心と、真実を求める心を堅く持って、
行いと言葉と心のすべての働きを通じて、真理を悟り、実践する仏の智恵に気づくこと。
:高野山真言宗とは?
弘法大師を宗祖とし金剛峯寺(こんごうぶじ)(和歌山県高野山)を総本山とする真言宗の中心宗派です。
弘法大師の奥の院御廟(ごびょう)を信仰の源泉とし、壇上伽藍(だんじょうがらん)を修学の地として、
真言宗の教えと伝統を今日に伝えています。
:み教えは?
宇宙のすべてのものが、大日如来の「いのち」の顕れとして平等であり、
相互に助け合うことによって、その「いのち」を生かし、すばらしい個性を発揮すること。
すべての人々が、菩提の心を因として、慈悲の心を根本として、
平和社会の建設を目指すこと。
「生かせ いのち」を基調テーマに、弘法大師の「共利群生」(きょうりぐんじょう)
という共存共生の精神に立って、すべての、「いのち」の世界を生かす福祉社会を目指しています。
:弘法大師(こうぼうだいし)とは?
弘法大師は、お名前が「空海」で灌頂名(かんじょうめい)を
「遍照金剛」(へんじょうこんごう)とお呼びします。
宝亀5年(774年)6月15日に、現在の香川県善通寺市でご誕生になり、
未来永劫に渡って衆生を救済すると御誓願され、承和2年(835年)3月21日に
和歌山県高野山の奥の院で御入定なされました。
弘法大師の御宝号(ごほうごう)は、「南無大師遍照金剛」(なむだいしへんじょうこんごう)です。
弘法大師を拝むとき、この御宝号をお唱えします。
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