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下関駅・大丸・est・シーモール店街前…人工地盤から、海峡ゆめタワー方面を観る。 年の瀬の風景です。もう一年が終わりです。 一年の内には、春夏秋冬の四ツの相があります。その様に人間の一生も、だれもが受けがたい人身を受け誕生し、青年期・壮年期・老年期と、やがては老い病み、ついには死んで行かねばならない、四相なのです。それが人間の一生。即ち、生・老・病・死の各相です。 所謂、生・住・異・滅の四相を呈します。 仏教で言う【生・住・異・滅:しょうじゅういめつ】とは、 一切の事物が出現して、生滅していく過程でたどる四つのあり方。すなわち、生じ、とどまり、変化し、消失することの四相。 *⌒*⌒*⌒*⌒*⌒ 仏教用語の有為(うい・ユイ)とは、全て*1.因縁によって成る現世は、 @〈生相≒生じ)A(住相≒存続し)B〈異相≒変化し)C〈滅相≒消滅する)とします。 この事を有為の四相と呼ばれます。 @「生相」とは生まれること、A「住相」とは、さまざまな(縁による原因や条件)によって存続するもの、B「異相」は諸行無情の事、C「滅相」とは〈消え去るすがた〉という意味です。四相とは事物が出現し消滅していく四つの段階。即ち事物がこの世に出現してくる生相(しようそう)、持続して存在する住相、変化していく異相、消え去っていく滅相。 いろは歌の「有為の奥山今日越えて・・・」 「有為の奥山 今日越えて」とは、「無常の有為転変の迷いの奥山を今乗り越えて・・」と言う意味。 ところで、 生き続けたいと思う心にとっては,「滅相(めっそう)」は,「有ってはならないこと」「とんでもないこと」なのです.これから転じてお礼を言われた時,「とんでもありません」の気持ちを,『滅相(めっそう)もない』と表現するようになって行ったんだそうですよ!
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四字熟語に、 〓有為転変≒有為無常 〓がります。 ▽もとは仏教用語。 以下サーチ【search】しました。 ▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽ 此の世は、 *1.因縁によって仮にできているから、移り変わってしばらくも一定の状態にないこと。世事の移り変わり易いこと。有為無常の現世。この世のすべての存在や現象は、さまざまな原因や条件によって常に移り変わるものであり、少しの間もとどまっていないこと。また、この世が無常で、はかないものであるたとえ。「有為」は*1因縁(原因や条件)によって生じたこの世の一切の現象。「ういてんべん」とも読み、また音が転じて「ういてんでん」と読む場合もある。 用例 ◎有為転変は人の世の常。 有為転変(ういてんぺん)とは、 因縁和合によってつくられた生滅変化する諸現象。無常で変遷するもの。これらの現象または存在は一瞬もとどまることなく移り変っていくこと。 この世のことを「有為転変の里」とも。 ・昨日の繁華は何処どこへやら、有為転変の世の中、哀れと云いうもなかなか愚おろかなり。<安部公房・榎本武揚> 盛者必衰(じょうしゃひっすい); 諸行無常(しょぎょうむじょう)共に類語です。 *→*→*→ =有為⇒無為= 〓無為〓仏教用語の意味は、*1.因縁によって生成されたものでないもの。生滅変化を離れた永遠の存在。特に仏の涅槃、また仏法者の生活、仏門を意味する。 ・謡曲、高野物狂「此の身を捨てて―に入らば」⇔有為 一般の意味に使うのは、1)・2) 1)あるがままにして作為しない・こと(さま)。(むい・ブイ) →無為自然 2)何もせずぶらぶらしている・こと(さま)。 「―徒食」「―無策」「毎日を―に過ごす」「―な日常生活」 3)〔仏教用語〕 因果関係に支配される世界を超えて、絶対に生滅変化することのないもの。すなわち、涅槃(ねはん)・*2真如(しんによ)といった仏教の絶対的真理のこと。無為法とも。ぶい。 *→*→ 仏教の世界観・宇宙観は、 万物は神によって創られたのでなく、「*1.因縁によって(原因や条件)によって生じたこの世の一切の現象、原因と条件が合するところに万物は存在する」と言う考えです。だから*1因縁に応じて常に相(すがた)を変えています。すなわち「無常」です。この「無常」なるものへのとらわれを滅して*1因縁の道理を知る、真実の道理に目覚めることを教えます。 因縁も縁起も仏教用語で同じ意味です。 「*1.縁起(因縁生起の意)」とは一切の事物は固定的な実体を持たず、さまざまな原因 (因)や条件(縁)が寄り集って成立していると言うこと。 仏教の根本思想。因縁。因果。 *1.「縁起≒因縁」「これがあれば彼があり、これがなければ彼がない。これが生ずれば 彼が生じ、これが滅すれば、彼が滅す」 これは仏教の根本をなす「*1.縁起」の考え方についてお釈迦さまが述べられた言 葉です。 *→ *1.因縁とは、ものごとの生じる原因。因は直接的条件。また、因と縁から結果が生じる こと。 *2.「真如性」と言う。「真」とは真実、「如」とは如常の意味。諸法の体性虚妄を離れ て真実であるから真といい、常住であり不変不改であるから如と言うとされる。 真如はまた、自性清浄心、仏性、法身、如来蔵、実相、法界、法性、円成実性と同 体異名であるとされる。 *無相(むそう) 形やすがたのないこと。特定の相をもたない事。物事には固定的なすがた、実体的 なすがたというものがない、という意。
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