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■ 29)梅咲く境内 「梅にメジロ」 ≪境内の花≫その14・梅:2009.1.4

紅梅・白梅が咲く境内 2/23日写真差し替え。
 梅の右側は粟島堂。 
粟島堂の前には最近まで、赤い鳥居はありませんでした。

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メジロが数羽、梅から梅へ、せかせか枝渡りします。赤・白・ピンクの梅に・・・!!!
写真に入れようと思いますが、なかなか撮らしてくれません。 せわしい鳥です。でも可愛い! 
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(写真クリックで拡大)


画のように石畳の参道を、幅1bの緋毛氈(レッドカーペット)を敷いた様に赤くしています。 
でも、
写っていませんが画面の左から、山門まではそのままです。途中で止めています。中途半端なのです。 
途中寺内の者から反対があったからです!?これかなり前衛的?だったのでしようか!?
自分では正解だったと思うのですが!?
この手法 皆さん変ですか???自分では違和感無いと思いますが!!?

石段を上がるとすぐ、門前一面に敷いた広い石畳があります。 
私の計画では、  
山門までの階段を登れば、直ぐその真ん中を通って「緋毛氈を敷いたように、山門前の数段の階段を含めて、山門の中を通り、そのまま一直線に真っ直ぐ、護摩堂の上り階段・本堂・粟島堂等の諸堂前まで見渡される様に、続けようと思っていた・・・。」のです。が!?

多くの人は、お寺は渋いものだという、先入観がどうもあるようですね!
少し講釈を言わしてもらうと、 
真言宗は曼陀羅宗です。この世は色の曼陀羅の世界です。
全ての色(この世は色マンダラです)を肯定し受け入れていく事が、真言宗の教義でもあるのです。
禅宗のモノトーン世界とは違います。
ただ、環境に合うかどうかでしよう。
(奈良・京都)古都の歴史ある大寺では、おおらかに明るい色が使われています。
:奈良「西ノ京」薬師寺:の、
東塔は凍れる音楽と言われ、現在では古色蒼然としておりますが、西塔は現在の再建で、真紅で新旧対比しています。東塔も本来は(創建当時)、新しい西東のように鮮やかだったのです。朱塗りの柱や、緑の連子窓、真っ白の壁。そして何よりも露盤から天空を突き刺すように延びた金色の相輪の色鮮やかさは、今見ると東塔のそれとは全く、対照的と言ってよいものです。当に「青丹よし」です。
:余談:「「青丹よし」は奈良にかかる枕詞ですが、 
「青丹よし」と枕詞に詠んだその意味は、 
都はあでやかな「青と赤」がよく(よし)似合うと言う解釈があり、そのことはまんざら間違いではないと言った解釈もあるそうです。

古都の歴史ある大寺は、禅宗以外では本来、多くは堂内外までも極彩色に彩られているのであり、 
歴史を経ているから剥がれたり、くすんでいるだけと言う事も知っておきましよう!

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