先住さんのアルバムを整理していて、見つけたものです。 学生の頃(昭和10年8月から10月)にかけて行われた『外務省文化事業部派遣による 満州・蒙古・民族宗教研究の旅』。 として『京城帝大学教授宗教学・赤松智城博士;民俗学・秋葉 隆先生の助手として随行する。』 と題した旅衣アルバムに有った物です。
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一般の人には、珍しいのでここに載せました。(チベット仏画;ラマ教)
「内蒙古人、仏画商より入手せるもの。 此品乾隆帝時代のもの。約275年前の筆画?であろうと思われる。」 (と=云う事は、今では300年以上前?)と記してあります。
熱河離宮の重宝物悉く失せる如く、熱河ラマ廟の貴重な仏画。 悉く散失とも記してあります。
左の蒙古文は、 「内蒙ガンジュール廟、定期市における製粉会社の蒙古文の広告ビラ!!」 と記してあります。
「昔朝延保護寺の普楽寺廟の仏画の一片を入手している。」 ともありますが、 何処に在るのか、今の所当山では見つかりません。
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