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自動の鐘撞きですが、 鐘の音がこの時期、萩の玉簾から煩悩が抜けていくよな!!? 朝夕に鳴る『7時の鐘』です。 寺の鐘を「梵鐘」とも言います。「梵(ボン)」とはサンスクリットの音訳で、意味は「清浄」を意味します。「清浄な鐘」「清浄な音」と言う事です。
ここの萩は草ハギで、マメ科。 (萩には草ハギと木ハギが有ります。草ハギは冬には地上部が枯れても、春には根元から新芽が出てきます。木ハギは落葉はしますが、木部が残ります。) 昔は朝夕6時に撞いていましたが、 朝早いと近所から、喧しいと文句が出ますので、少し遅くしました。
この頃少し気がかりなのは、温暖化傾向なのか公孫樹の紅葉がかなり遅くなった事です。 他の紅葉が盛りなのに、公孫樹だけがまだ青い所があります。 先日新聞に温暖化のせいで、公孫樹の紅葉が1.2週間遅くなったと報じておりました。 やはり盛りが来るのは、毎年10月下旬〜11月初旬になります。
< 散らねども かねてぞ惜しき もみぢ葉は 今はかぎりの 色と見つれば >古今和歌集; 詠み人しらず < もみぢ葉は 袖にこき入れて もていでなむ 秋はかぎりと 見む人のため >―素性法師 < もみぢ葉を 風にまかせて 見るよりも はかなきものは 命なりけり >―古今和歌集;大江千里
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