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・・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥‥・・ 【 当山の〓仏画・小仏像・絵画・什物等〓は、全て境内外(寺外)に保管、保存しております。】 ・・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥‥・・
・・‥‥…━━━━━━━: 仏画素人迷鑑賞 :━━━━━━━━…‥‥・・
重複するとこらがあります。
観音の、 衣体(えたい)は、白い衣を身に着けて、包容力のある優しさです。薄化粧をしたような「官能的」肌色の肉感的な丸顔。帽子として用いる金糸で縁取った薄い布を、ウエディングベールのように、頭から被っていて女性的な容姿=平安の美女です。
・絵には時代の、古さや、巻き傷み、煤けが全体的にあるので、最初は判別できず、「楊柳観音」というより、ボストン美術館所蔵、狩野元信の有名な「*1:白衣観音図」に、似ているようにも思え、とっさに最初「白衣観音」と思いました。
*1:白衣観音図は頭から白い布をかぶり、白い衣を着る姿につくられる。なお、元信の白衣観音の頭の被り物は、透けていない普通の白い布です。
・白衣をゆったり着けて、磐座に静座しているこの「楊柳観音」の衣体(えたい)は、白い衣を身に着けて、全体的に包容力のある優しさです。薄化粧をしたような肌色の肉感的な丸顔。
・帽子として用いる金糸で縁取った薄い布を、透けるウエディングベールのように、頭から被っていて女性的な容姿、当に平安の美女です。
・このように帽子として用いた透けたウエディングベールを、金糸で縁取った薄い布は、現在のウエディングベールに使っても斬新なのでは!!?既に使用されているかもしれませんが!?
・この薄化粧をしたような、肌色の肉感的な丸顔の観音さまを、よく見れば観音が座す磐石の上に、柳の葉を敷き、その上に結跏趺坐しています。やはり「白衣観音」ではなくて、肉感的な大らかな豊かさ、包容力を持った優しさを感じる「楊柳観音」です。
・写実的な筆致は、みずみずしい人肌の質感や、ゆったり滑らかな衣紋を綿密に表現し、思わず溜め息がでてしまうほど、妖美な肌をかもし、此岸の善材童子と拝む人にまるで仏の世界に居るような空間を演出しています。
・観音と善材童子の姿を浮かび上がらせ際立っています。
・観音の左肘傍には、添え物の大振りの青磁の香炉が描かれています。 ほんとに穏やかな、丸顔の観音の手前には、観音と向いあって、合掌しているのは、丸顔の善財童子です。観音に教えを乞うように、拝するように描かれています。
・今までいろんな、観音様の絵を見てきましたが、こんなに穏やかな丸顔のお顔や、少し艶めかしさを感じる、淡い桜色がさした女人肌のお姿を、今まで見たことはありません。初めて見た時は興奮しました。
・絵には時代の、古さや、巻き傷み、煤けが全体的にあるので、最初は判別できず、「楊柳観音」というより、ボストン美術館所蔵、狩野元信の有名な「*1:白衣観音図」に、似ているようにも思え、とっさに最初「白衣観音」と思いました。
*1:白衣観音図は頭から白い布をかぶり、白い衣を着る姿につくられる。なお、元信の白衣観音の頭の被り物は、透けていない普通の白い布です。
・白衣をゆったり着けて、磐座に静座しているこの「楊柳観音」の衣体(えたい)は、白い衣を身に着けて、全体的に包容力のある優しさです。薄化粧をしたような肌色の肉感的な丸顔。
・この薄化粧をしたような、肌色の肉感的な丸顔の観音さまを、よく見れば観音が座す磐石の上に、柳の葉を敷き、その上に結跏趺坐しているようにみえます。やはり「白衣観音」ではなくて、肉感的な大らかな豊かさ、包容力を持った優しさを感じる「楊柳観音」です。
・楊柳観音というより人肌観音と言えるかも?
・官能的な観音。
・このお軸を拝むと観音の愛や優しさを感じます。
・観音の左肘傍には、添え物の大振りの青磁の香炉が描かれています。 ほんとに穏やかな、丸顔の観音の手前には、観音と向いあって、合掌しているのは、丸顔の善財童子です。観音に教えを乞うように、拝するように描かれています。
・今までいろんな、観音様の絵を見てきましたが、こんなに穏やかな丸顔のお顔や、少し艶めかしさを感じる、淡い桜色がさした女人肌のお姿を、今まで見たことはありません。
・狩野元信の白衣観音図の顔は、この観音さんより少し面長に描かれているように思います。
・本当に安らぎが得られる観音様です。*2.善財童子の描きも優れています。
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次に「楊柳観音」のことで謂えば、 この「巨勢金剛筆の楊柳観音」の画面に描かれている香炉は、あくまでも観音様に、香りを手向ける為の、添え物だと思うのですが…?それでこの絵の香炉については、「楊柳観音」には、関係ないものと思います。 観音は33観音もおいでですので、判別はなかなか難しいですが、やはりこの観音画像は、箱書きの通り「楊柳観音」だと思います。 :その理由: この【巨勢金剛筆の楊柳観音】は、 よく見れば、渓谷の磐座に、草座を敷き、その柳の上に結跏趺坐しておられます。 次に【巨勢金剛筆】の真筆かどうかは、全く不明。(巨勢金剛筆としたのは、絵の技量・軸の古さ・絵具の質等で推測したのでしよう…!か?)「楊柳観音」ということについては、たぶん間違いないと思います。 ご質問有り難うございました。〓
【69)の挿入画は、この観音掛軸が入っていた箱です。】
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観音や、善財童子の丸顔…、これは平安時代の美人顔。 一番古いと謂われる平安時代の、両界曼荼羅の中心仏(大日如来)のお顔は、まさしくこの楊柳観音によく似た丸顔です。
〓 理想の美人を見たような、楊柳観音です。〓
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現在これ以上巻きずれ、巻き切れが出ないように、*1.太巻き軸箱にする補修に出しております。 〓【*1.太巻軸箱とは、 中に太い芯棒が入っていて、この芯棒に掛軸を巻きつけます。通常の巻き方だと、絵の具の顔料が折れるなどの恐れがある場合に使用し、 通常の掛軸箱よりサイズの大きい「太巻軸箱」とあわせて作られます。そのような軸箱を作った後、今までの軸箱は、そのまま別に、大切に保存することになります。】〓 *2.芯棒の材は軽い桐材。古い軸画を護るための方法です。
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