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■ 59)海峡ゆめタワー展望台(143b)から、 市中の山寺、俯瞰で北側を臨む。それは【当山の境内が見える方角・タワーの北は、ハヤブサの特等席】2011.12.7

色づく公孫樹を中心に、緑が馬蹄形に囲む丘が、ほゞ当山の境内で、右側の墓地・寺は東光寺です。

(画はクリックで拡大表示)

諸堂は、
色付いた公孫樹の左斜め手前です。
緑の丘には、日和山八十八ヶ所があり、頂上に奥ノ院があります。

この街中での貴重な緑・森厳は、後世護り継いで遺します。
【当山は市中の山寺】です。 
戦時中焼夷弾の油脂で、丘の松が枯れた経験が有りますので…。
幸いにも、名残の一本松だけ残って、高く聳えてくれております。そのあとは楠が多くなって来ました。
お寺は奇跡的に焼けずに残りました。下の商店街・海側は全て焼け野原でした。
たぶん大陸に物資を運ぶ、関東軍・あかつき部隊が、戦時中駐屯していて、協力して護ってくれたからだと思います。

この画の右側をよく見て下さい、画面の右、タワー展望室の外側にある清掃用ゴンドラ(白く糞が垂れているすぐ下)に、猛禽類のハヤブサが止まり、山側の獲物を狙っていいるのが見えますよ!!。警戒心の強い鳥で、間近で見られるのは珍しいようです。この時は午後2時ごろの様子です。
時には雄雌で、この辺りに止まっているようです。今では夫々名前が付いています。メスは「ゆめチャン」・オスは「ハヤト君」の名前を貰っています。

巣箱をつけて、繁殖を試みているようですけれど、まだ繁殖は成功してないようです。

きっと、南の海峡を渡る小鳥や、北の当山境内の森・日和山公園に棲む、地の小鳥を、狙っているのでしよう。
秋のいろんな木の実が、たわわに実るころ、数種の小鳥が、賑やかにさえずります。境内は終日、小鳥たちのビージエムで癒されます。

この日(十二月初旬)、運よくタワーで、一休みする「ハヤブサ」が撮れました。
この場所は、
〓ハヤブサの特等席です!!〓
ハヤブサの和名は、「速い翼」が転じたと考えられています。


〓余談〓
このタワーから真北には、本州最西端 山口県下関市 毘沙ノ鼻 が望めます。

本州の東西南北それぞれの最端の地を、『本州四端(ほんしゅうよんたん)』と言います。
それは、
本州最東端 岩手県宮古市トドガ埼
本州最西端 山口県下関市 毘沙ノ鼻
本州最南端 和歌山県串本町潮岬
本州最北端 青森県大間町大間崎



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