色づく公孫樹を中心に、緑が馬蹄形に囲む丘が、ほゞ当山の境内で、右側の墓地・寺は東光寺です。
(画はクリックで拡大表示)
諸堂は、 色付いた公孫樹の左斜め手前です。 緑の丘には、日和山八十八ヶ所があり、頂上に奥ノ院があります。
この街中での貴重な緑・森厳は、後世護り継いで遺します。 【当山は市中の山寺】です。 戦時中焼夷弾の油脂で、丘の松が枯れた経験が有りますので…。 幸いにも、名残の一本松だけ残って、高く聳えてくれております。そのあとは楠が多くなって来ました。 お寺は奇跡的に焼けずに残りました。下の商店街・海側は全て焼け野原でした。 たぶん大陸に物資を運ぶ、関東軍・あかつき部隊が、戦時中駐屯していて、協力して護ってくれたからだと思います。
この画の右側をよく見て下さい、画面の右、タワー展望室の外側にある清掃用ゴンドラ(白く糞が垂れているすぐ下)に、猛禽類のハヤブサが止まり、山側の獲物を狙っていいるのが見えますよ!!。警戒心の強い鳥で、間近で見られるのは珍しいようです。この時は午後2時ごろの様子です。 時には雄雌で、この辺りに止まっているようです。今では夫々名前が付いています。メスは「ゆめチャン」・オスは「ハヤト君」の名前を貰っています。
巣箱をつけて、繁殖を試みているようですけれど、まだ繁殖は成功してないようです。
きっと、南の海峡を渡る小鳥や、北の当山境内の森・日和山公園に棲む、地の小鳥を、狙っているのでしよう。 秋のいろんな木の実が、たわわに実るころ、数種の小鳥が、賑やかにさえずります。境内は終日、小鳥たちのビージエムで癒されます。
この日(十二月初旬)、運よくタワーで、一休みする「ハヤブサ」が撮れました。 この場所は、 〓ハヤブサの特等席です!!〓 ハヤブサの和名は、「速い翼」が転じたと考えられています。
〓余談〓 このタワーから真北には、本州最西端 山口県下関市 毘沙ノ鼻 が望めます。
本州の東西南北それぞれの最端の地を、『本州四端(ほんしゅうよんたん)』と言います。 それは、 本州最東端 岩手県宮古市トドガ埼 本州最西端 山口県下関市 毘沙ノ鼻 本州最南端 和歌山県串本町潮岬 本州最北端 青森県大間町大間崎
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