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鐘楼石垣の根方から見る、境内の梅。
朝夕七時に鳴る鐘。<七時の鐘>;豊前田(谷)の街に、梅の香をのせて響きます。
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響く「七時の鐘」に因んで、金子みすずの、≪こだまでしょうか≫を載せます。
:≪こだまでしょうか≫:<金子みすず> こだまでしょうか 「遊ぼう」っていうと 「遊ぼう」っていう。 「ばか」っていうと 「ばか」っていう。 「もう遊ばない」っていうと 「遊ばない」っていう。 そうして、あとで さみしくなって、 「ごめんね」っていうと 「ごめんね」っていう。 こだまでしょうか、 いいえ、だれでも。
*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒ こだまでしょうか、 いいえ、だれでも。⇒(いいえ、こだまだけではなく、人間、大人も、子供ももみんな)と言っています。 *⌒*⌒*⌒*⌒ 「遊ぼう」と声かければ、誰もが「遊ぼう」と言って駆け寄り、「もう遊ばない」と言えば、誰もが「遊ばない」と反発します。「ごめんね」と言うと、相手も「ごめんね」と言って、近寄ってくれます。これは「こだま」ではなく、誰でも皆がする行為です。 みすずは、「遊ぼう」;「ごめんね」と言う言葉が、こだまのように響き会う世界を、願っているのだと思います。やさしく話しかければ、やさしく相手も答えてくれます。こだまのように! *⌒*⌒*⌒ 今、この<こだまでしょうか>は、 ラジオ・テレビで〔*1.ACジャパン(旧公共広告機構)のCm〕になっています。 「たった一言で、人は傷つく。たった一言で、人は微笑む。自分がやさしく話しかければ、きっと相手も、おだやかに答えを返してくれる。ことばは、人から人へ「こだま」します。この広告が、人と人のやさしい会話のきっかけになることを願っています。」 以上、ACジャパンのラジオでの、キャンペーンのナレーションより。 *⌒*⌒ [*1.民間の広告ネットワーク(旧公共広告機構)]の、ラジオ・テレビでの、素敵なナレーションが印象に残ります。 以下、ACジャパンのホームページより、そのままupします。 *⌒ ラジオバージョン【version】 では、 ♪〜・♪♪・〜♪〜・♪♪♪〜♪・〜・・・・、 SE(公園のような場所で遊んでいる、子どもたちの話し声や笑い声。) NA(男性) 詩人・金子みすゞの作品より、 「こだまでしょうか」 NA(女性) 「遊ぼう」っていうと「遊ぼう」っていう。 「馬鹿」っていうと「馬鹿」っていう。 「もう遊ばない」っていうと「遊ばない」っていう。 そうして、あとでさみしくなって、 「ごめんね」っていうと「ごめんね」っていう。 こだまでしょうか、いいえ、誰でも。 NA(男性) やさしく話しかければ、やさしく相手も答えてくれる。 SL ♪〜・♪・〜♪♪〜・♪〜♪♪♪・〜・・・・、♪・。
=参考=以下、Yahoo!辞書ヨリ コダマとは、 木霊(こだま、木魂)は樹木に宿る精霊・木魂または、その宿った樹木自体を指していう語。前者は山中を敏捷に、自在に駆け回るとされる。 山や谷で音が反響して遅れて、聞こえる現象である山彦(やまびこ)は、この精霊のしわざであるともされ、木霊とも呼ばれる。叫び声が木霊す。 後者は外見は、ごく普通の樹木であるが、切り倒そうとすると、祟られるとか、神通力に似た不思議な力を、有するとされる。これらの木霊が宿る木というのは、その土地の古老が代々語り継ぎ、守るものであり、また、木霊の宿る木には、決まった種類があるともいわれる。古木を切ると木から血が出るという説もある。
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