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=…厳寒に咲き残った忍辱(にんにく;忍耐)の紫陽花…= …アジサイの語源は、あず(集)と、さい(真藍)≒あずさい→あじさい。…です。
…‥いまだ年を越して一月の寒風に耐え、健気げ(※@けなげ)な忍辱の一輪のアジサイです。‥… *⌒*⌒*⌒ お檀家さんの庭に咲いていた真っ白のアジサイを好き(好いですね!)と言ったら、鉢に挿し木をして持って来て下さいました。 直ぐ地植えにしたら、数年真っ白いのが咲きましたが、年が経つと純白から薄水色に変わり、今では真冬までこのように色を変えながら残るようになりました。顔を赤くして!?辛抱して耐えています。寒風に傷つきながらの忍辱の花です。
…「アジサイの色の変化は土壌のpH(*Aペーハー)の影響によるようです。最近は、ペーハーと言わずに、ピーエッチと言うようですよ!」… <あじさいやきにょうの真実今日のうそ>と言うのが、あったように思います。
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*@…けな‐げ【◇健気】…以下、国語辞典より [形動][文][ナリ]、≪「けなりげ」の音変化。普通とは異なって格別であるさま≫の意から、
一、殊勝なさま。心がけがよく、しっかりしているさま。特に、年少者や力の弱い者が困難なことに立ち向かっていくさま。「一家を支える―な少年」「―に振る舞う」
二、勇ましく気丈なさま。 「武士の女房たる者は、―なる心を一つ持ちてこそ」〈太平記・10〉
三、健康であるさま。
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ところで、
…☆…「忍辱(にんにく)」とは、…☆… (忍耐)のことです。仏教用語。六波羅密の一つです。
以下サーチ【search】しました。 ▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽ もろもろの侮辱(ぶじょく)・迫害を忍受して恨まないことを云います。 (広辞苑より) 「忍辱の袈裟」≒「忍辱の衣」≒「忍耐の心があらゆる外障から身を守ることを、袈裟にたとえていう言葉」「忍辱」≒「忍耐」の衣を身につけるとも言う熟語になります。
仏教の、 彼岸に渡る(悟る)方法として、1.布施(めぐみ)2.持戒(つつしみ)3.忍辱(しのび)4.精進(はげみ)5.禅定(しずけさ;心の安定)6.智慧(ちえ)の六波羅密あるいは、六度とも云うのがあります。
1)(布施)とは、施しのこと。 2)(持戒)とは、一般的に戒は、正しく生活するための規範です。 3)(忍辱)とは、他を恨まず苦難を耐え忍ぶこと。忍辱(にんにく) 忍辱は一般的には「怒りの感情を押さえること;忍耐」とされるが、本当の忍辱とは「他人の迷惑を許す」ことです。 4)(精進)とは、努力・頑張ること。 5)(禅定)とは、心が静かに安定し、穏やかな心になること。 日常の慌しい中でも心を落ちつけること。 6)(智恵)とは、単なる知識とは異なり、真理を明らかにし、悟りを開く働きのこと。
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以下サーチ【search】しました。 ▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽ さまざまな苦難や他者からの迫害に耐え忍ぶことを忍辱(にんにく) という。また、この忍辱の行を修することを忍辱波羅蜜といい、六波羅蜜のひとつに数えられます。なお、現在「ニンニク;大蒜」と呼ばれるものは、この忍辱が語源となったとされています。 それは、 =「ニンニク;大蒜」の語源を、「忍辱」とするのは、僧侶が修行に耐えるために、強力な匂いに耐え食べたとする説によります。その反対に臭気の強い「ニンニク」<ニラ>「ネギ」<ラッキョ>「ノビル」などの臭気の強い五種の野菜(※B)を「五葷(ごぐん)」「五辛(ごしん)」といいます。これを食べると情欲・憤怒が増進する強情食品として、僧侶は食べることを禁じたからと云う説もあります。= /////////////////////////////////////////////////////////////////
〓余話〓 禅宗の【「不許葷酒入山門」】は 【葷酒(くんしゅ)山門に入(い)るを許さず 】と読みます。 臭気の強い五種の野菜(※B)「五葷(ごぐん):五辛(ごしん)」や「酒」は、心を乱し修行の妨げになるので、寺の門内に持ち込むことは許さないの意味。よく禅寺の山門の脇の石に刻まれている言葉。 【「不許葷酒入山門」】となります。 葷酒(くんしゅ)とは、その(五葷・五辛)や(酒)のこと。 これは【許さざるに葷酒山門に入る】と読めないこともありません。現在はこれかも知れませんね!?
*⌒*⌒*⌒ ※A…水素イオン指数・水素イオン濃度指数とは、物質の酸性、アルカリ性の度合いを示す数値。pH(potential Hydrogen, power of Hydrogenの略)という記号で表される。 pHの読みはピーエイチ(英語読み)、またはペーハー(ドイツ語読み)。日本では1957年にpHのJISを制定する際に読みがピーエイチと定められた。
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