(画はクリックで拡大)
画は、20世紀半ばに、中国雲南省の奥地で発見された「地湧金蓮」です。 (地から湧き出る金の蓮華?だそうです!)周りの白い小さな花はドクダミ(薬草)。 発見された時は高価だったようですが、今では苗が増えて、誰でも手に入る手ごろな値段になっています。 時々園芸店で見つかります。(発見時は5.60万円と、苗の説明書に書いてありました) 珍しいと思って手に入れて、境内に植えていたものです。 株が増え大きくなりすぎたので、奥の院の方に株分けして移植しました。 小さいのを入れると奥の院前広場に、ところ処7.8株あります。 花は大人の頭より、一回り大きくなりました。 まるで宇宙に輝く星の様!!!?に見えませんか? 今まで発見されていないで、見えなかったものが見えてきた星!恒星!?
「どんな実が出来ますか?」 というお問い合わせがありましたが、実はつきません。 増やすのは株分けです。葉っぱは、バナナに似ています。。
地上に落ちて来た ※★☆ 巨星!?!? ☆★※
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* ≪ 星とたんぽぽ ≫ 詩=『金子みすず』
青いお空のそこふかく 海の小石のそのように 夜がくるまでしずんでる 昼のお星はめにみえぬ 見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ
ちってすがれたたんぽぽの かわらのすきにだァまって 春のくるまでかくれてる つよいその根はめにみえぬ 見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ
☆ ー=〓 「見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ」 〓=− ☆ と言えば ≪ 目には見えないが、いろいろ現実に存在する物を、 真実の知恵で見抜く眼を持とうよ!と呼びかけているのでは! ≫ みすずは誰にでもわかる言葉で、 大切なことを、詠ってくれた童謡詩人です。 近くの長門市で生まれ、下関で家庭を持った薄命の詩人「みすずの詩」が 好きなので、此処に載せました。
・・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥‥・・
『弘法大師の般若心経秘鍵』という、著書があります。 (般若心経秘鍵とは、『般若心経』を真言宗の立場で解釈された真言宗・宗祖:弘法大師≒空海の注釈)に以下の言葉があります。) 【医王(いおう)の眼(まなこ)には途(みち)に触れてみな薬なり、 解宝(げほう)の人は砿石を宝と見る。 知ると知らざると、何誰(たが)罪過(つみとが)ぞ。】
雑草なのか、薬草なのか、それは花や草のせいではなく、見る人の目の確かさにあり、道端に転がった石の中に、貴重な原石が隠れている。それは目利きに優れている人にしか分かりません。それらは観る側に責任があると謂われるのです。 その事は物事を表面だけで見るのではなく、その奥底に隠れている本質を見通す目を持ちなさいと言うことだと思います。 【 真実の知恵で見れば、道端の草でも薬草であることに気付くし、 真実の知恵ある眼で見抜けば、一見只の鉱石であっても、 見分ける眼を持つ者は、その中に貴重な宝(鉱物資源)を見る。 】 というのがあります
現在の産業鉱物資源は、貴重な元素。(基幹産業のビタミン;ハイテク製品)とも言える、希少金属≒レア(希少)メタル(金属);レア(希少)アース(土)≒日本語で希土類。鉱石1トンにつき100〜200グラム(含有量は0.01〜0.02%)
=|=|=|=|=|=|=|=|=|=|=|=|=|=|=|=|=|=|
それらは、当に「金子みすず」の『見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ』なのでは?! 真言宗で言えば、修行によって得た智慧!「心眼を開く=見えないものを見る(心の眼を開く)」ことにも繫がるのでは!?
亦、「聴こえないものもあります。」(神仏の声・天地の声;響)です。
=|=|=|=|=|=|=|=|=|=|=|=|=|=|=|=|=|=|
「見えないもの・聴こえないもの」 見えないもの、聴こえないものを、見い出していくのが、真言宗の教えにつながります。
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*
みすずの事。(以下長門市HPページ参考・数種の資料・事典を総合して) =参考= ◎日本で経済産業省の鉱業審議会が指定しているもの。 ・ニッケルやリチウムなど47元素から構成される31の鉱物をレアメタルに指定している。
・レアーアースはレアメタルに指定されている鉱物の一つで、ネオジュウムやセリウムなど17種の金属元素。
・銅の場合原石から3段階の精錬で純度98%程度に高まるが、レアーアースは800〜1.000段階もの精錬が必要とされる。それ程希少なもの。
・鉱山(採掘)→鉱石(砕石・選別・分解)→レアーアース鉱石(高度化して受造)→レアーアース合金(部品メーカーに出荷)→ハイテク製品の部品に。
・世界のレアーアース生産量は中国がその97%を占める。埋蔵量は中国が36%。中国がとりわけ生産量が多いいのは、以前から人件費が安いのからといわれ、他の各国は採算に合わないので、途中止めにしたからといわれます。
|