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■ 83)秋になっても落葉しない!桜の幼木。2019. 6.30

鳥が落とした糞から自然に生えたと想われる桜。最近初めて気づきました。

(画を【 click!】すれば拡大表示)
(珍しいのでアップしました。)
真冬でも新緑のような葉を付けています。
秋から真冬にかけても落葉しない桜は、今まで聞いたことが無いし、見たこともありません!。
桜葉の良い匂いがします。桜餅用にむくサクラかも!
調べてみたら葉にも、花にも、クマリンという成分が含まれているそうで、バニラに似た芳香を持ち、特有の香りがあって桜茶や桜餅に使われます。

こんな桜見たことありますか! 新種でしょうか?
いろんな人に聞いてみるけれど全くわかりません。
常緑の桜があるとは不思議ですよね!。
剪定に来る庭師さんに聞いても判りませんでした。

どんな花が咲くか楽しみです。でも、落葉しないと花が咲かないのでは?
それに新緑は何時?   花は何時咲く・・・?

仮に花咲かせ花散らす桜であっても、秋に黄葉・紅葉させない常緑の桜の木…。そんなサクラでも日本人は無常観を想うでしょうか?

無常(常無し)の反対語が常住(常に住する)。常住とは「生滅変化せず、永遠に存在すること。」


・咲いたとしても秋に落葉(黄葉・紅葉)しない常緑の桜は、味気なく日本人の心に響かない?のでは・・・
・秋に紅葉・黄葉を散らし、寒中の風雪に絶えて、春に咲いて潔く花びらを散らさなければ日本人の心に響かないかも!

『無常の理(ことわり)』
「この世の中の一切のものは常に生滅流転(しょうめつるてん)して、永遠不変のものはないということ。特に、人生のはかないこと。また、そのさま。「無常な人の世」「諸行無常」⇔常住。」

『日本人の多くは桜が咲き散る事ばかりでなく、秋に桜の紅葉(黄葉)が散る移ろいに、仏教の無常の影響で美を感じる傾向を誰もが持っているとされるとされます。
永遠なるものに美を感じ取る西洋人の姿勢に対し、仏教の「無常」・「無常観」は、中世以来長い間培ってきた日本人の美意識の特徴の一つとされます。』
「無常観」とは、仏教の根本思想です。この世に永久不変のものはなく、全ては移り変わるという考え方です。『平家物語』中では「諸行無常、盛者必衰」と表現されています。

桜の葉は桜餅に、花は桜湯に、
=桜茶余話=
お祝いの席では、「お茶をにごす」「茶茶を入れる」という意味につながることから、煎茶などお茶は使わず、縁起を担いで『花開く』という意味で桜茶(桜湯)、『よろこぶ』という意味で昆布茶などにお菓子を添えておもてなしされています。
見た目も華やかで美しく、風情を感じさせるおもてなしの一杯に最適なお茶です。
桜茶は、塩漬けした桜の花びら(八重桜)にお湯を注いだお茶のことで、「桜湯」と呼ばれることもあります。
もともと桜茶は、結納などお祝いの席で出されていたお茶です。
お湯を注ぐと、桜の花びらがだんだんと開いていく様子が、「未来が開ける」「縁起をかつぐ」とされ、祝いの席で出されるようになったといわれています。
お湯の中で桜の花が咲くように「花開く」というおめでたいという意味で、
ゴロ合わせの縁起担ぎとして、桜茶が利用されることが多いようです

桜茶の桜には、花びらが華やかな八重桜が使われ、塩と梅酢で漬け込んだものを陰干ししてつくられます。

お祝いの席では「花開く」として縁起がいいとされているから。確かに、お茶碗のなかで桜の花の塩漬けがふわ〜〜〜っと開くのを愛でると、とても優雅な気持ちになります。ほんのり香る、桜の花の香りも実に心地よい。

桜の花びらが散るのを縁起が悪いと考える時期もあったようで、しかし桜は散り際が美しい花です。その儚い美しさは日本人の心を深く打ちます。
よって昔は、散り際のイメージから縁起の悪い花としても扱われたそうです。
それが江戸時代中期より、花開く方を愛でるようになり、目出度い扱いに変わったのでしょう。それが今でも続いているようです。