元長府『忌宮』別当神宮寺のご本尊『仲哀天皇の本地仏;十一面観音』です
お厨子入りですから状態がいいです
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(以下数種の資料・事典を総合して) 十一面観音(じゅういちめんかんのん)サンスクリット語名 エカーダーシャムカ(直訳:11の顔を持つという意味)十一面の顔は無限の救済範囲をあらわし 全ての方角に顔を向けて全ての人々を救ってくれる十一面観音 十一面の顔は前方に『菩薩面』が3面左面に『瞋怒相』(しんもくそう)明王のような怒りの3面 牙をむきだしに怒っている『狗牙上出相』が3面怒りの後に 安堵感の笑いがある暴悪『大笑相』(たいしょう)が1面 一番上に如来の顔を載せるのが一般的な内訳です 仏教での多面多臂(ためんたひ)『たくさんの手や顔をもつ意』をもつ像は 十一面観音が最初で平安時代に千手観音が登場するまでは十一面観音は 日本の「観音さま」信仰を独占していた
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