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■ 67)<境内の花>その60=・「フェイジョア」・=・トロピカルで肉厚の花弁は甘くて、モモみたいな食味。花は「極楽鳥(Bird of Paradise)=風鳥」に似る。2014.6.10

(画は【 click!】で拡大表示)
=「フェイジョア」の花=
エキゾチックできれいな花は魅力です。
6月に咲く花は淡い紅色。まれに見る美しさで、お料理やお菓子の飾りに出来そう!
極楽鳥に似る花。樹間で極楽鳥が群れているように咲く花。
花弁は内側が赤褐色、外側が白色で分厚く肉厚。その花弁を食べるとトロットしてほんのり甘い。花びらはそのまま食用・料理・サラダ等に添えて利用できます。花弁は糖分を含んで甘みがある。
以下、植え付け時(苗の説明)より。
【果実にはパイナップルとバナナの中間の様な芳香があり、生食またはジャムやゼリーなどの加工食品、果実酒などに利用される。果実は通常、自然落果したものを更に追熟させてから食べる。ハチドリのような小鳥類がこの花弁を摂食するときに花粉が運ばれるが、日本では蜂による媒介がほとんどです。多数ある赤い雄蕊が非常に目立つ。芳香はほとんどありません。】実は、日本の気候でも比較的育てやすいトロピカルフルーツ。
まだこの木には実はなりません。異品種を同植していますが、人の手で受粉させなければならないのかも!?。きっと、花の時期が梅雨時分なので受粉を助ける蜂や蝶が少ないからでしよう!?。熱帯果物のマンゴーやパパイヤに比べると、美味しさは数段落ちるようですが、クリーミーな実は、ヨーグルトやアイスクリームなどに加工される他、乾燥させた果肉を使ったフェイジョアティーとして広く飲用されるようです。

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極楽鳥という名は、英名Bird of Paradise;楽園・天国の鳥。雄は姿かたちがあまりに美しいため、楽園の鳥になぞらえて一般的にはゴクラクチョウ(極楽鳥)とも呼ばれます。花で極楽鳥花(ストレリチア)というのがあります。

佛教の極楽(梵: sukhāvatī, スカーヴァティー)とは、
阿弥陀仏の浄土であり、サンスクリット語「スカーヴァティー」は「スカー」(sukhā)に「ヴァティー」(vatī)を加えたもので「幸福のあるところ」「幸福にみちみちてあるところ」の意味。須呵摩提(しゅかまだい)、蘇珂嚩帝(そかばってい)、須摩提(しゅまだい)、須摩題などと音表され、安楽、極楽、妙楽などと訳出された。
『阿弥陀経』には「衆苦あることなく、ただ諸楽を受くるが故に極楽と名づく」という。梵蔵文では、衆苦を身心の諸々の苦といい、諸楽を楽の材料というから、極楽とは身心が共に苦を離れていて、幸福の材料だけがあるところの意味のようです。
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極楽鳥はオセアニアの熱帯、
特にニューギニア島には多数生息。
(世界にいるゴクラクチョウの70%)

「極楽鳥」=「風鳥」は 多くの種類があり、それぞれが個性的な姿をしている。
特に「極楽鳥」と呼ばれるのは、ヨーロッパに最初にもたらされたオオフウチョウ。

雄の羽が美しいことで知られ、雌は一般に褐色。小果実を主食とするが、昆虫やトカゲなども食べる雑食性の鳥。約40種がニューギニアなどの森林に分布。オオフウチョウは全長約45センチで、わきに長さ50センチもある黄色の飾り羽の房をもつ。極楽鳥(ごくらくちょう)の名にふさわしい鳥。樹上でディスプレイを行って雌を誘う。頭上に吹き上がる飾り羽は脇羽が変化して長く伸びたもの。この飾り羽は装身具として珍重され、多くのフウチョウ類が狩られ、昔一時期、ヨーロッパに輸出された。その際オオフウチョウは、梱包に邪魔になるため、脚を切り取って箱詰めされた。そのため、当時西洋ではこの鳥には脚がなく一生飛び続けるという伝説が生まれた。学名の「パラディサエア・アポダ」とは「無脚の極楽」を意味する。現在は現在はワシントン条約により保護されています。オオフウチョウの他に、「極楽鳥」類は約40種おり、正式名は「風鳥」と呼ばれます。

風鳥という名前のいわれには、これまた悲しい誤解の物語があります。その「風鳥」の謂われは、18〜19世紀の欧州では、風鳥は風を食べて生き、木にとまることなく飛びつづける不思議な鳥と考えられて、欧州で「風鳥」と名づけられた。樹上でディスプレイを行って雌を誘う。頭上に吹き上がる飾り羽は脇羽が変化して長く伸びたもの。この飾り羽は装身具として珍重され、多くのフウチョウ類が狩られヨーロッパに輸出された。その際に梱包に邪魔な脚を切り取って箱詰めされたため、この鳥には脚がなく一生飛び続けるという伝説が生まれた。学名の「パラディサエア・アポダ」とは「無脚の極楽」を意味する。現在はワシントン条約により保護されている。そのように太平洋地域との通商が盛んになりだした頃、現地で足を切り落とした剥製がヨーロッパに持ち込まれ 「足がないため 生涯飛び続ける鳥」 との伝説が生まれたもの。「風」を食べて生きているという話にさえなりました。それでフウチョウ(風鳥)と総称される。「極楽鳥」は美しいことから、ゴクラクチョウ(極楽鳥)の別名になる。しかし正式名としては採用されていません。繁殖期の雄の鳴き声やダンスがユニークです。

約40種がニューギニアなどの森林に分布します。パプアニューギニアの国鳥で、国旗と国章に描かれています。所謂、「ふうちょう」は極楽鳥(ごくらくちょう)の通称で知られ、オーストラリヤ・ニューギニア島に生息し、ニューギニア島には固有種・フウチョウ属がいます。

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極楽鳥は、
仏教でいう迦陵頻伽(かりょうびんが)のことと言えるかも! 。

迦陵頻伽は美しい声のたとえ。また、声の非常に美しいもののたとえ。あるいはヒマラヤ山中にいる想像上の鳥の名で、まだ殻にあるときに美しい声で鳴くともいい、極楽浄土にすみ、比類なき美声で鳴く想像上の鳥ともいう。浄土曼陀羅の絵などでは上半身は美女、下半身は鳥の姿で描かれています。

かりょうびんが 【迦陵頻伽】

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想像上の鳥。雪山(せつせん)または極楽にいて,美しい声で鳴くという。上半身は美女,下半身は鳥の姿をしている。その美声を仏の声の形容とする。美しい芸妓。また,美声の芸妓。顔は人間の美女の顔だという。男面のものはいないとして、世にないものを「迦陵頻伽の雄鳥」などという。インドにいるブルブルという雀類の鳥が原形だともいう。略して迦陵頻・頻伽。『阿弥陀経』では、共命鳥とともに極楽浄土に住むとされる。

▽仏教語。梵語ぼんごKalavinkaの音写で、仏典では「好声鳥」「逸音鳥」「妙声鳥」などと訳されており、この鳥の比類のない美声を仏の声にたとえる。「風鳥」の繁殖期鳴き声が「好声」「逸音」「妙声」にあたるように思います。

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 風鳥にまつわる余話、

:落語:
 大空のずっとずっと奥の方に住んでいる鳥に、風鳥(ふうちょう)という鳥がいるのだそうだが、この鳥は風をえさにして生きているという事だ」
「へええー、これも初めて聞く話だ。
 それならその鳥は、どんなフンをするのでしょうね?」
「そうだなあ。
 おれもそれまでは聞いてねえが、何せ風だけしか食べていないのだから、きっとフンはおならだけだろうよ」

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